もずくは相変わらず今日も反抗期です。
今日の話はいぬの話ではないので犬好きのかたはすみません。
先週は仕事で裁判が2件ありました。
(私は弁護士ではありません。念のため)
会社が訴えられる側なので、会社の代理人として裁判に出席しています。
1件は証人尋問
1件はラウンド法廷での和解でした。
今日は2件目の和解の裁判の話です。
いまはラウンド法廷(小さいテーブルでやる裁判)もビニール板で仕切られていて、みんなマスクをしています。
その中で、相手弁護士と和解の話をしました。
訴訟外で和解ができればそれでいいと前回言われたので、今月初めに相手弁護士に電話をして裁判所の和解案で和解できないか話したところ「和解しない。弁護費用と遅延損害金を払うならいいが」という回答でした。
「それは判決と同じ。裁判所の和解案には含まれていない」と話は決裂。
(専門的な話しですみません)
もともと、相手弁護士は裁判を起こす前の話し合いもせずにいきなり裁判を起こしています。
今回の裁判所の和解でも、相手は「応じられない」「遅延損害金と弁護士費用をつけてくれれば和解します」との回答で前回と同じ主張。
さすがに裁判官も、前回と同じ主張で呆れ果てており「裁判を起こす前に話し合いはできなかったのか?」と相手弁護士に質問。
相手弁護士は「保険会社が話したからいいかと思った。自分はそれを聞いて裁判にすると判断した」と話をそらしてきました。
そこで私は「あなたと裁判前に話した覚えはない」と話すと、ゴチャゴチャと言い訳を・・。
そこで、毎週見ている半沢直樹の影響か「話したのか話してないのかどっちだ‼︎」と一喝。
弁護士が「話していません」と小さな声で答えました。
裁判官が「話していないのですね」と言って、話す機会はあったでしょうと弁護士に注意の小言。
私は一度裁判所側に促され法廷を退席。
裁判所側で和解案でその弁護士を説得しましたが「依頼者に聞かないとわからない、持ち帰りたい」の一点張りで次回で和解か判決という結果になりました。
結局、この弁護士は依頼者となんの話し合いもしておらず、このまま押し切ろうと簡単に思っていたようです。
70歳くらいになる弁護士ですが「世の中そんなに甘くない」と言ってやりたいのをぐっと我慢。
裁判は次回へ。
今日はもずくも好きな「半沢直樹」があります。
半沢直樹もまた危機に陥るようです。
日曜劇場『半沢直樹』8/23(日) #6 半沢、敗北宣言!? やられたらやり返す【TBS】
テレビでも一緒に見て「もずく」の反抗期が少しでもおさまるといいのですが