小粒が亡くなって、ボクは正直身体全体から生気が抜けました。
奥さんは、自分が死ねばよかったというし・・・。
そんなときに「虹の橋」というのを知りました。
天国の少し前にある所で、病気や老衰で亡くなった犬たちが元の元気な姿に戻って亡くなった飼い主と一緒に天国に入っていくという話です。
飼っていたペットを亡くした人々のあいだで語られている神話的な場所で、作者は不詳で世界中で語られている話だそうです。
おそらくペットロスの飼い主のために誰かが作ったものだと思われます。
当時、虹の橋を知ってこれでいつ死んでも「小粒」に会えるんだなあとボクは考えました。
なんか死ぬのが怖くなくなるほどでした。
また「小粒」に会える。
それも「もずく」を飼うまでの話です。