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本当にあった交通事故の話。保険金欲しさに身体に電極まで埋め込んだ男。証人尋問での一世一代の演技。そして待ち受ける大どんでん返し

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身体に電極を埋め込む

 

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5年ほど前に担当した事故で、交通事故のため被害者が正体不明?の激痛に襲われ歩くことも働くこともできないと訴えられたことがありました。

 

訴訟の額は約8500万円。

 

働けない、もしくは働くことが制限されるという理由です。

 

 

診断書には本人の訴えだけ

 

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病院の診断書を見るとこの激痛は本人の訴えだけでした。

 

レントゲンにもMRIにも映らない奇病との診断。

 

物凄い痛みに訴えに、痛みを緩和するために医師は腰に電極を埋め込みました。

 

 

「脊髄刺激電極装置」の埋め込み手術とは

 

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「脊髄刺激電極装置」の埋め込み手術とは、痛みを緩和する装置を身体の中に埋め込み、そこから出る電極の電気で痛みを半減するというものです。

 

完全に痛みがとれるというわけでもないのですが、痛み自体は半減されます。

 

この装置を埋め込むと生活が制限されるのと「合併症」の危険が出てきます。

 

 

これほどのことをしての「詐病」の目的

 

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詐病とは、自分が病気であるかのように偽っている病気です。

 

この詐病は金銭目的や何らかの利益のために使われることがほとんどです。

 

この被害者の男性は、電極を身体に埋め込んでまで保険金が欲しかったのです。

 

 

ほとんど身体の動かない被害者の男性

 

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裁判所でこの男性の証人尋問を行いました。

 

男性は杖をつき、ほとんど足が動かず杖だけで裁判所に。

 

証人尋問では、裁判所に入るのにタクシーから降りて歩いてきた際に、数百メートルを痛みのため3時間もかけて歩いてきたと主張していました。

 

 

裁判所で失神の演技まで

 

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証人尋問は午前中だったのですが、証人尋問途中で「痛い、痛い」「ぎゃー」と叫んでこの男性は失神?をしたので、証人尋問は午後に延期になりました。

 

そして、午後の証人尋問で驚愕の事実が・・・。

 

 

カメラに映っていた驚愕の映像

 

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この男性の症状が原因もわからないまま1年以上も仕事を休んでいたので、こちら側で男性の普段の生活を追っていました。

 

その時の映像で、この男性がどこかの女性と、居酒屋にスタスタ松葉杖も使わずに歩きながら入る映像を撮っていました。

  

この映像を証人尋問で見せられたこの男性は「知らない。記憶にない」で証人尋問を押し通しました。

  

この裁判の行方

 

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この裁判では8500万円の請求が500万円に減額されて和解となりました。

 

詐病ではないという証拠を相手は提出できなかったためです。

 

身体に危険を犯してまで電極装置を埋め込んだ男性が、この装置を身体からとったかは不明です。

 

 

保険金詐欺は後をたたない理由

 

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このような保険金詐欺は後を立ちません。

 

その理由の一つとして、保険会社も面倒くさくて保険金詐欺に対して訴えないことがあげられます。

 

しかし、あまりに悪質だと刑事告訴されるので、保険金詐欺まがいのことはやめましょう。