全力老後!熱くて悪いかっ

セロトニンマニアのブログです。老後に必要なのはセロトニンとNK細胞だと思います。

年金生活の節約で万引きが急増。「長生きリスク」に備えるには「クオリティ・オブ・ライフ」

86歳の男性が、年金生活を節約しようとして1200円分の食料を万引きして逮捕されました。

最近、高齢者による万引きが増えています。

原因は、予想以上に長生きをしてしまって、お金が足りなくなる老人が増えているからのようです。

 

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年金生活を節約したくて万引き

 

10月20日に「年金生活なので節約したかった」と金沢市のショッピングセンターで焼き魚と牛乳を盗んだ金沢市在住の86歳の男が逮捕されました。

男は20日午前、金沢市中心部のショッピングセンターで、焼き魚と牛乳およそ1200円分を盗んだものです。

焼き魚と牛乳は他の商品に紛れ込ませ、レジを通さずに店外に持ち出していました。

警察の調べに対し、男は「年金生活なので節約したかった」と話しています。

 

高齢者の万引きが増加

 

高齢者の犯罪の検挙数は年に4万件台。

これは、2001年と比較すれば2倍強になります。

このなかで「万引き」についてのいわゆる「窃盗」の件数と比率が増加しています。

 

高齢者の万引きの原因は「生活苦」

 

高齢者の万引きの場合「生活苦」と「孤独感」があげられます。

原因は、若年層のようにスリルを味わいたいという理由などではなく、「生きる」ことに起因します。

前述の86歳の男性の場合、平均余命をすぎても自分で買い物ができボケてもいないというのはとてもありがたいことですが、その分「長生きリスク」を負います。

 

いいひとが長生きするわけではない

 

私がみている限りでは、長生きしているからといってそのひとがいいひととは限りません。

そして健康的な生活を送っていても早死にするひとは早死にします。

私の個人的な意見ですが、遺伝子に関係しているような気がします。

 

高齢者は「ぽっくりいきたい」というが

 

高齢者はみな「ぽっくりいきたい」と話します。

痴呆症になって家族に迷惑をかけたり、重い病気になって苦しみたくないということです。

かくいうわたしもそう思っているのですが、そういっていたうちの父親が癌で亡くなった様子をみたのでそうはいかないのが現実だと認識しています。

 

いろいろな制度が長寿を前提に作られていない

 

人生100年時代とまではいかなくても「人生80~90年時代」であることは間違いありません。

ところが、第二次大戦後に構築された様々な制度は、この長寿を前提として造られてはいません。

たとえば、年金制度。

国民年金は1961年4月に開始されましたが、この年の平均寿命は男性66.03歳、女性70.79歳でした。

それから約60年間の間に、平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.26歳(2017年)になっています。

この、長寿時代を予想していろいろな制度を作っていなかったため、今頃になって国はあわてて年金の改訂や消費税をあげることになっているのです。

 

簡単には死ねない時代に

 

日本人の健康寿命は、男性が72.14歳、女性が74.79歳。

つまり、健康を害して病院のお世話になる期間が10年前後あるということです。

昔のように病気になったからぽっくり死ぬという時代ではなくなり、医療の目覚ましい進歩で、容易には死ねない時代になりました。

 

長生きリスクに備えるには

 

長生きリスクに備えるには一番は「お金」ですが、それだけでは豊かに暮らせません。

歳をとって万引きを繰り返して刑務所で死ぬというのは避けたいものです。

投資もいいのでしょうが、素人がいきなり手を出すと大やけどを負います。

自分がもらえる年金内で豊かに暮らすというのが、一番堅実な方法だとわたしは思います。

 

 イギリス人に学ぶ老後の過ごし方

 

イギリス人は、人生は長く生きることより質=クオリティ・オブ・ライフだといいます。

急場をしのぐための貯金と、暮らしのスケール。

贅沢はできないけれど、幸せが感じられる毎日を過ごすことに重点をおいています。

この「クオリティー・オブ・ライフ」が老後を幸せに過ごすヒントになると思います。