全力老後!熱くて悪いかっ

老後について真剣に熱く考えます

年金生活者が刑務所に入って貯金⁉︎刑務所が老人ホーム化している理由

いま日本では、高齢者の犯罪が急激に増えています。

これも高齢化により、高齢者人口が増えたため・・・と思っていましたが、それだけではないようです。

高齢者の犯罪が増えたため、刑務所が老人ホーム化しているのが実態です。

なぜ高齢者の犯罪が増えたのか・・・。

その理由は、「貧しさ」と「寂しさ」にあるようです。

 

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わざと刑務所に入る老人たち

 

貧しいためにわざと罪を犯し、刑務所に入る老人たちがいます。

住める場所を求めて、年金を貰う年齢になって罪をわざと犯し刑務所に。

ある男性は65歳になってお金がなくなり、自転車を盗んで警察までその自転車で行ったということです。

62歳での犯行で実刑1年。

その後、刑務所を出てすぐに、これもわざと刃物で女性を脅してまた実刑判決で刑務所へ。

この男性は見た目も中身も普通のひとです。

 

刑務所に入るメリット

 

この男性は、ここ8年間のうち、合わせて半分を刑務所で過ごしたということです。

特に刑務所にいるのが好きなわけではなく(当然)、寝泊まりするところに困らず、もうひとつ金銭的に都合がいいからと語っています。

それは、服役中も年金の支給は続くということです。

刑務所に入ったからといって、年金の支給はとまりません。

まさしく、盲点です。

刑務所では衣食住が保証され、刑務所を出たら年金が貯金されているというのです。

 

65歳以上の犯罪が増加している背景

 

現在、65歳以上高齢者の犯罪が5件に1件のぺースで発生しています。

20年前は20人に1人でした。

それも、常習犯が多いということです。

 

高齢者の検挙人員は、20年間で4倍以上になっています。また、高齢者人口比(高齢者人口10万人当たりの検挙人員)も上昇しており、検挙人員の増加は、高齢者人口の伸びより上回っています。また、高齢者の入所受刑者の人員も増加しており、平成25年は6年と比べて約5倍に増加しています。

 

法務省HPより引用

 

高齢者の犯罪で圧倒的に多いのが窃盗、主に万引きです。

歩くのも容易でない80歳を超えた高齢者が、食べ物がない、お金がないからという理由で、出所後万引きをしてまた刑務所に入るケースがあとを絶ちません。

 

刑務所にいれば「孤独」ではない

 

いま社会問題になっている「独居老人」。

その孤独さも、刑務所にいれば周りには人がいるのでさびしくありません。

年金を貰う年齢になって、貧しさと寂しさで刑務所に入る人たちがいるというのも少子高齢化の進む日本の問題だと思います。

しかし、この刑務所での生活はすべてが税金。

200円のサンドイッチを盗んだ場合の刑期が2年なら、その刑期に840万円の税金が使われるという指摘もあります。

 

刑務所が老人ホーム化

 

現在、刑務所では、転倒予防のための柔軟体操など高齢者用のプログラムを取り入れたり、所内をバリアフリー化したりしています。

また職員は本来の業務の他に入所者の介護業務などを行っており、刑務所やその職員が抱える負担が大きくなっている実態があります。

政府では、2017年度から、全国70の刑務所施設のうち、65歳以上の高齢受刑者が2割以上を占める32の施設に、介護専門のスタッフを配置しています。
刑務所では、食事や薬も用意され、現場の職員がオムツ交換や特別な食事も用意しています。

そのため、高齢の受刑者のために刑務所が負担する医療費も増えているのが実情です。

老後を刑務所で過ごすという究極の選択肢をとった高齢者たち。

しかし、その生活をまかなうのは我々が支払う税金です。

年金2000万円不足問題もそうですが、厳しい老後をどう生き抜くか。

老後を刑務所で過ごすことのないように、目をそらさずに老後を真剣に考えましょう。