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「人生100年時代」踊らされないための根拠を簡単にまとめてみた

人生100年時代と安倍首相が発言していますが、いつから人生は100年になったのでしょう。

 

うちの父は先日85歳で亡くなりましたが、同級生はほとんど亡くなっていました。

父の葬式にでてくれたひとでも90歳くらいが男性では最高齢でした。

 

100歳までいきているひとはテレビでよく紹介されますが、私のまわりにはいません。

それでは「人生100年時代」の根拠はなんなのでしょう。

 

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「人生100年時代」といわれ始めた3年前

 

金融庁の問題の「2000万円老後不足問題」の報告書の冒頭に「『人生100年時代』と呼ばれるかつてない高齢社会を迎えようとしている」と書かれています。

 

金融庁が公表する文書の中にさえ「人生は100年」というフレーズが登場しています。 

この「人生100年時代」というフレーズですが、キッカケは、『LIFE SHIFT~100年時代の人生戦略』(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著/東洋経済新報社刊)という本がよく売れたことに起因しています。

 

 

この本は、2016年10月に発行され、3年前くらいから「人生が100年になった」=「長寿化が現実味を帯びた」とかんがえられるようになりました。

 

ロシアの男性の平均寿命は66歳

 

日本では人生100年といっていますが、おとなりのロシアの男性の平均寿命は66・5歳です。

 

それも、今でこそ66歳まで平均寿命がのびましたが、少し前までは59歳でした。

女性の平均寿命は77歳ですが、それでも日本の男性の平均寿命の81歳よりもかなり低いです。

 

いままでロシアの男性は、だいたい60歳で死ぬことを前提に生きていたようです。

 

平均寿命が短いのは「ウオッカの飲みすぎ説」もありますが、本当のところはわかっていません。

 

平均寿命が急にのびるとは思えない

 

いまの40代、50代であれば年々医学の発達で平均寿命がのびているとはいえ、ガンの特効薬でも発明されない限り急に100歳まで平均寿命がのびるとは思えません。

 

それに健康寿命をみると男性は約72歳、女性は75歳です。

 

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この健康寿命とは「介護や人の助けを借りずに起床、衣類の着脱、食事、入浴など普段の生活の動作が1人ででき、健康的な日常が送れる期間」のことをいいます。

 

健康寿命と平均寿命との差は10年近くあり、その期間は医療機関や家族の手助けが必要になります。

 

政府は平均寿命についてもともと語っており、人生を自分のちからで楽しめる健康寿命についてではありません。

 

ほとんどの男性は70歳以降は誰かの助けをかりて過ごすことにますから、健康な時のように旅行に行ったり好きなものを食べたりできるわけではありません。

 

健康寿命以降は、健康な時のような出費はでなくなります。

 

人生100年という「言葉」に踊らされない

 

私は自分の人生は70歳くらいまでだと割り切って生活しています。

うちは認知症の家系で、親戚も70歳前にかなり重い認知症にかかっています。

 

70歳までの寿命なら、60歳から年金をもらい好きなことをしようとも思っています。

 

ただ70歳以降も健康で暮らせた場合の「長生きリスク」はやはり心配です。

 

次回以降、この「長生きリスク」を乗り切る方法について考えていこうと思いますが、現実的に100歳まで生きることは不可能だということは断言できます。